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憫笑
ふりがな文庫
“憫笑”の読み方と例文
読み方
割合
びんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びんしょう
(逆引き)
実に彼等は、気の短かい性急の人たちである。だがしかし一方では、こうした性急の詩人たちが、客観主義者によって
憫笑
(
びんしょう
)
されてる。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
その眼をもってこれら一連の猿飛小説をみるに、その小市民的みみっちさとけち臭き合理主義とに
憫笑
(
びんしょう
)
を禁じ得ないのである。
艶妖記:忍術千一夜 第一話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「いただきます。」女は、私の
野暮
(
やぼ
)
を
憫笑
(
びんしょう
)
するように、くすと笑って馬鹿
叮嚀
(
ていねい
)
にお辞儀をした。けれども箸は、とらなかった。
佐渡
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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(34作品)
見る
“憫笑”の意味
《名詞》
憫笑(びんしょう)
憐れんで笑うこと。「憫」は「あわれむ」の意。
(出典:Wiktionary)
憫
漢検1級
部首:⼼
15画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“憫”で始まる語句
憫
憫然
憫殺
憫察
憫憐
検索の候補
御憫笑
御憫笑可被下度候
“憫笑”のふりがなが多い著者
橘外男
ロマン・ロラン
葛西善蔵
小栗虫太郎
中里介山
太宰治
林不忘
中島敦
菊池寛
谷崎潤一郎