“憾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うら73.7%
うらみ23.0%
うご0.7%
うらむ0.7%
かな0.7%
かん0.7%
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申すまでもなく大阪庭窪、蘇州庵の場合も、この長崎の場合と同じ仕掛がしてあったと申上げるのは蛇足に過ぎるみがありましょう
夜がまだ明けきらぬ、ほの暗い木々の様を形容して「寐起」といったのは、気の利き過ぎたはあるが、或感じを現し得て妙である。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
乗り合いは思わず手をちて、車もくばかりに喝采せり。奴は凱歌の喇叭を吹き鳴らして、れたる人力車をきつつ、踏み段の上に躍れり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
めて瞭乎たり、じて北方を俯視すれば、越後の大部岩代の一部脚下にり、陸地のくる所青煙一抹、く日本海をむ、むらくは佐渡の孤島雲煙をふて躰をはさざりしを
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
これに対してわたくしはただ是非判別の識見に富まざることをしまなければならない。しかしただ一言、わたくしは言うべき事を知っている。事の勝敗はその事に当る人物の如何に因る。
冬日の窓 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
目読の興を以て耳聞のに換ゆ、然り而して親しく談話を聞くと坐ら筆記を読むと、ら写真を見ると実物に対するの違い有れば隔靴掻痒無きにあらず
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
んと思ひ込みしにと仕たり瞬間に本山に着けど馬に水もかはず只走りに走る梅澤櫻澤などいふ絶景の地に清く廣やかの宿屋三四軒ありに一宿せざることのしさよ山吹躑躅今を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)