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冗
ふりがな文庫
“冗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くど
41.4%
むだ
27.6%
くだ
20.7%
くだくだし
3.4%
じょ
3.4%
つま
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くど
(逆引き)
今の令嬢の話に出て来た通りの、いやにノッペリした
気障
(
きざ
)
な野郎だが、そいつの手に
UTA
(
ウータ
)
が渡っているんだから
冗
(
くど
)
いようだが偶然は恐ろしい。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
冗(くど)の例文をもっと
(12作品)
見る
むだ
(逆引き)
乘り入れて
二進
(
につち
)
も
三進
(
さつち
)
もいかなくなるか自腹の痛事あるべきなりオヽ
怖
(
こは
)
やと悟る人は誠に
好
(
い
)
い子といふべきなり
抔
(
など
)
と横道の
冗
(
むだ
)
は措き
此
(
こゝ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
冗(むだ)の例文をもっと
(8作品)
見る
くだ
(逆引き)
君なんぞ新聞の社会面のような
冗
(
くだ
)
らない小説ばかり書いている奴には、人間の意志のかがやきなんて一つも判らないんだと彼は罵倒した。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
冗(くだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
くだくだし
(逆引き)
少し
冗
(
くだくだし
)
いやうなところはあるけれども、純で、無邪気で、そして飽まで芸術的なのが羨しかつた。全く社会から離れてゐる形も好かつた。
間居
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
冗(くだくだし)の例文をもっと
(1作品)
見る
じょ
(逆引き)
「あっしの敵を討ちなさる。——
冗
(
じょ
)
、冗談いっちゃいけません。昔の師匠ならいざ知らず、いくら達者でも、いまどきあの女を、師匠がこなすなんてことが。——」
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
冗(じょ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つま
(逆引き)
長い間木之助の毎日の生活の中で、
煩
(
わずら
)
わしいことや
冗
(
つま
)
らぬことの多い生活の中で竜宮城のように楽しい
想
(
おも
)
いであったこの家もこれからは普通の家になったのである。
最後の胡弓弾き
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
冗(つま)の例文をもっと
(1作品)
見る
冗
常用漢字
中学
部首:⼍
4画
“冗”を含む語句
冗談
冗戯
冗費
御冗談
冗漫
冗々
冗談半分
冗弁
冗句
冗語
冗談口
冗官
煩冗
冗口
冗舌
冗話
冗談交
過冗
冗雑
御冗戯
...
“冗”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
小栗風葉
尾崎紅葉
邦枝完二
長谷川伸
嘉村礒多
葛西善蔵
室生犀星
二葉亭四迷
佐々木邦