“冗舌”の読み方と例文
読み方割合
しゃべり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この通り別に損のつかない問題なら、頼まれなくてもお冗舌しゃべりをする。論説にこそあにべんを好まんやと書くけれど、決して無口の方でない。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
斯ういっても、安子夫人は決してお冗舌しゃべりでない。当人も然う言っているし、現に今八千代さんが二階へ上ってしまってから二時間というもの、完全に沈黙を守っていた。
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「真正に済みません。お冗舌しゃべりをして主人に叱られますわ」
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)