“冗談半分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうだんはんぶん75.0%
じようだんはんぶん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云うものはすべ是等これらの現象界の奥に自己の本体はあって、此流俗と浮沈するのは徹底に浮沈するのではない。しばらく冗談半分じょうだんはんぶんに浮沈して居るのである。
高浜虚子著『鶏頭』序 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
神尾様のところへ二三日逗留とうりゅうしている間、殿様が冗談半分じょうだんはんぶんに、山崎、この盤へひとつ印をつけてみろとおっしゃると、よし来たと言って笑いながら、仲間ちゅうげんの持っていた六尺棒を借りて
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
貴方あなた大變たいへんだつてくせに、ちつとも大變たいへんらしいこゑぢやなくつてよ」と御米およねあとから冗談半分じようだんはんぶんにわざ/\注意ちゆういしたくらゐである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)