“半分以上”の読み方と例文
読み方割合
はんぶんいじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、その白いやわらかないわの中から、大きな大きな青じろいけものほねが、横にたおれてつぶれたというふうになって、半分以上はんぶんいじょうり出されていました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
どこまで高いかとあおむいてみると、四方の樹林じゅりんをつきぬいて、奇怪きかいえだをはっている。白いきりがきたときは、その木の半分以上はんぶんいじょうは、まさに雲表うんぴょうに立っている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汽車の中はもう半分以上はんぶんいじょういてしまいにわかにがらんとして、さびしくなり風がいっぱいにみました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)