“四半分”の読み方と例文
読み方割合
しはんぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが茶碗の中には元からツユが八分目這入はいっているから、迷亭の箸にかかった蕎麦の四半分しはんぶんつからない先に茶碗はツユで一杯になってしまった。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すなは地球ちきう自轉じてんにてへば三百六十五と、四半分しはんぶんまはあひだに六億里おくりみちはしることなり。大陽暦たいやうれきはこの勘定かんぢやうもとにして日輪にちりん周圍まはり地球ちきう一廻ひとまはりするあひだを一年とさだめたるものなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)