“面白半分”の読み方と例文
読み方割合
おもしろはんぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町の人たちは、あの馬鹿ばか甚兵衛がたいそうな看板かんばんをだしたが、どんなことをするのかしらと、面白半分おもしろはんぶん小屋こやへはいってみました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
それから、一ヶ月前町長にげられて、年俸を三百円頂戴する身分になつた事を、面白半分おもしろはんぶん、殊更に真面目まじめな句調で吹聴してた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「なぜもう一つ歌うんだい? 一つで沢山たくさんだよ。歌いたい時に、歌わなくちゃならない時に、歌うものなんだ。面白半分おもしろはんぶんに歌っちゃいけない。」
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)