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面白半分
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おもしろはんぶん
ふりがな文庫
“
面白半分
(
おもしろはんぶん
)” の例文
町の人たちは、あの
馬鹿
(
ばか
)
甚兵衛がたいそうな
看板
(
かんばん
)
をだしたが、どんなことをするのかしらと、
面白半分
(
おもしろはんぶん
)
に
小屋
(
こや
)
へはいってみました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
それから、一ヶ月前町長に
挙
(
あ
)
げられて、年俸を三百円頂戴する身分になつた事を、
面白半分
(
おもしろはんぶん
)
、殊更に
真面目
(
まじめ
)
な句調で吹聴して
来
(
き
)
た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「なぜもう一つ歌うんだい? 一つで
沢山
(
たくさん
)
だよ。歌いたい時に、歌わなくちゃならない時に、歌うものなんだ。
面白半分
(
おもしろはんぶん
)
に歌っちゃいけない。」
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
毎号
(
まいがう
)
三千
(
さんぜん
)
づゝも
刷
(
す
)
るやうな
訳
(
わけ
)
で、
未
(
いま
)
だ
勉
(
つと
)
めて
拡張
(
かくちやう
)
すれば
非常
(
ひじやう
)
なものであつたのを、
無勘定
(
むかんじやう
)
の
面白半分
(
おもしろはんぶん
)
で
遣
(
や
)
つて
居
(
ゐ
)
た
為
(
ため
)
に、
竟
(
つひ
)
に
大事
(
だいじ
)
を
去
(
さ
)
らせたとは
後
(
のち
)
にぞ
思合
(
おもひあは
)
されたのです
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
主人
(
しゆじん
)
夫婦
(
ふうふ
)
は
又
(
また
)
閑
(
ひま
)
だと
見
(
み
)
えて、
面白半分
(
おもしろはんぶん
)
に
何時
(
いつ
)
迄
(
まで
)
も
織屋
(
おりや
)
を
相手
(
あひて
)
にした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“面白半分”の意味
《名詞・形容動詞》
興味本位で、真面目さに欠けていること。
(出典:Wiktionary)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“面白”で始まる語句
面白
面白味
面白可笑
面白気
面白相
面白能