“三千”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぜん60.0%
みち20.0%
みっ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゑあるそらは、ほんのりと、ゆめのやうなくもともしびつゝんでうごく。……かゝるとき眷屬けんぞくたち三萬さんまん三千さんぜんのおさるさんもあそぶのらしい。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あのお寺のお住持はやっぱり山野の同郷の人で、それは変り者ですの。三千みちさんのことで、私も一寸お寄りして今帰りみちなのですが、あなたはあのお住持がお国のかたなことを御存じないの?
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「おい三千みっちゃん、本気で云ってるのかい。それじゃあ君は、僕が嫌なんだね。」
電車停留場 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)