“面白味”の読み方と例文
読み方割合
おもしろみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またあしほうは、やはりたいてい筒形つゝがたになつて實際じつさいうまあしのようにはつくられてをりませんが、そこにかへって面白味おもしろみがあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
大浪おほなみ小浪こなみ景色けしきなんだ。いまいままでぼくをよろこばして自然しぜんは、たちまちのうちなん面白味おもしろみもなくなつてしまつた。ぼくとは他人たにんになつてしまつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いわゆる人が見て戦争の危い事を知るよりは、むしろ戦争というものはこんな呑気のんきなものか、一つやって見たいという位の面白味おもしろみを感ずるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)