“白面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくめん50.0%
しらふ46.2%
おもじろ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、署長は、白面はくめん無髯むぜんに、金縁眼鏡をかけているというだけの、至って特徴のない好男子の池谷与之助の顔に心の中で唾をはいていた。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
仙太は、この町での飲みがしらであった。酒にかけてはかなうものがいない。この親爺が白面しらふで歩いているのを、町の人たちは見かけたことがないという。
凍雲 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)