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『凍雲』
ふりがな文庫
『
凍雲
(
とううん
)
』
秋田市から北の方へ、ものの一時間も汽車に揺られてゆくと、一日市という小駅がある。ここから軌道がわかれていて、五城目という町にいたる。小さな町である。封建時代の殻の中に、まだ居眠りをつづけているような、どこやら安閑とした町である。現に、一日市 …
著者
矢田津世子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人文芸」1934(昭和9)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
母
(
が
)
父
(
ど
)
前
(
め
)
子供
(
わらし
)
下女
(
めらし
)
酷
(
ひで
)
抗
(
かな
)
奪取
(
とら
)
頭
(
がしら
)
彼
(
あれ
)
前
(
めえ
)
俺
(
おら
)
面
(
つら
)
漬物
(
がっこ
)
終
(
しま
)
白面
(
しらふ
)
白
(
しら
)
丹前
(
どんぶく
)
濁酒
(
どぶろく
)
歇
(
や
)
牛乳
(
ちち
)
現在
(
いま
)
昨晩
(
ゆうべ
)
明日
(
あす
)
破片
(
かけら
)
穀
(
ごく
)
急
(
せ
)
縹緻
(
きりょう
)
辺
(
あたり
)
市
(
いち
)
雷魚
(
はたはた
)
女蛙
(
おなごびっき
)
項垂
(
うなだ
)