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無髯
ふりがな文庫
“無髯”の読み方と例文
読み方
割合
むぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むぜん
(逆引き)
と、署長は、
白面
(
はくめん
)
無髯
(
むぜん
)
に、金縁眼鏡をかけているというだけの、至って特徴のない好男子の池谷与之助の顔に心の中で唾をはいていた。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
雪白の髪を総髪に結んだ、
無髯
(
むぜん
)
童顔の威厳のある顔が、まず弓之助の眼を惹いた。左の眉毛の眉尻に、豌豆ほどの
黒子
(
ほくろ
)
があった。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
応接室に通されておよそ十五分ばかりも待ってると、やがて軽い
靴
(
くつ
)
の音が聞えてスウッと
扉
(
ドア
)
を
排
(
ひら
)
いて現れたのは
白皙
(
はくせき
)
無髯
(
むぜん
)
の美少年であった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
無髯(むぜん)の例文をもっと
(16作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
髯
漢検1級
部首:⾽
15画
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