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むぜん
ふりがな文庫
“むぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
無髯
84.2%
無髥
10.5%
夢然
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無髯
(逆引き)
雪白の髪を総髪に結んだ、
無髯
(
むぜん
)
童顔の威厳のある顔が、まず弓之助の眼を惹いた。左の眉毛の眉尻に、豌豆ほどの
黒子
(
ほくろ
)
があった。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
むぜん(無髯)の例文をもっと
(16作品)
見る
無髥
(逆引き)
続いて起ったのは、実業家の
林敬五郎
(
はやしけいごろう
)
でした。四十前後の鋼鉄で
鋳上
(
いあ
)
げたような精悍な感じのする男で、
無髥
(
むぜん
)
の唇を拭きながら、張り切った調子で始めます。
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
むぜん(無髥)の例文をもっと
(2作品)
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夢然
(逆引き)
伊勢の国
相可
(
おうか
)
という里に、
拝志氏
(
はやしうじ
)
という人がいたが、はやく家督を嗣子にゆずって、べつにこれという不幸があったわけでもないのに
剃髪
(
ていはつ
)
し、名を
夢然
(
むぜん
)
とあらため
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
伊勢の
八
相可
(
あふか
)
といふ
郷
(
さと
)
に、
拝志氏
(
はやしうぢ
)
の人、世をはやく
嗣
(
つぎ
)
に
譲
(
ゆづ
)
り、
九
忌
(
い
)
むこともなく
頭
(
かしら
)
おろして、名を
夢然
(
むぜん
)
とあらため、
従来
(
もとより
)
身に病さへなくて、
彼此
(
をちこち
)
の旅寝を老のたのしみとする。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
むぜん(夢然)の例文をもっと
(1作品)
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