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雲表
ふりがな文庫
“雲表”の読み方と例文
読み方
割合
うんぴょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うんぴょう
(逆引き)
いわばその二つの主峰は、一時雲に隠れていたものが、ふたたびその健在な姿を、
巍然
(
ぎぜん
)
と、
雲表
(
うんぴょう
)
にあらわしたものといっていい。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ソラ、天狗様の御立腹だ」と、一同は眼玉を
円
(
まる
)
くする。ヌット
雲表
(
うんぴょう
)
に
突立
(
つった
)
つ高山の
頂辺
(
てっぺん
)
の地震、左程の振動でもないが、余り
好
(
い
)
い気持のものでもない。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
「この辺ではこういう池を
湧
(
わ
)
き
間
(
ま
)
と言います。もっと大きいのがこの向うにありますが、小さいのに至っては数限りありません。彼の
雲表
(
うんぴょう
)
に聳える富士の白雪が……」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
雲表(うんぴょう)の例文をもっと
(11作品)
見る
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲間
雲水
雲霧
雲井
雲切
“雲表”のふりがなが多い著者
押川春浪
吉川英治
佐々木邦
森鴎外