“頂辺”のいろいろな読み方と例文

旧字：頂邊

読み方	割合
てっぺん	87.0%
てつぺん	10.9%
いただき	2.2%

てっぺん

………ソノ時僕ハ第四次元ノ世界ニ突入シタトイウ気ガシタ。タチマチ高イ高イ所、忉利天（とうりてん）ノ頂辺（てっぺん）ニ登ッタノカモ知レナイト思ッタ。

鍵 (新字新仮名) ／ 谷崎潤一郎(著)

てつぺん

初見（しよけん）の土地（とち）へ対（たい）しても、すつとこ被（かぶ）りもなるまいし……コツツンと音（おと）のするまで、帽子（ぼうし）の頂辺（てつぺん）を敲（たゝ）いて、嵌（は）めて

十和田湖 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

いただき

自分（じぶん）は命（みこと）のお指図（さしず）で、二人（ふたり）ばかりの従者（とも）にまもられて、とある丘（おか）の頂辺（いただき）に避（さ）けて、命（みこと）の御身（おんみ）の上（うえ）を案（あん）じわびて居（お）りましたが、その中（うち）四方（ほう）から急（きゅう）にめらめらと燃（も）え拡（ひろ）がる野火（のび）

小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)

頂	常用漢字 小６ 部首:⾴ 11画
辺	常用漢字 小４ 部首:⾡ 5画