“頂點”のいろいろな読み方と例文

新字：頂点

読み方	割合
ちやうてん	50.0%
ちゃうてん	25.0%
てつぺん	25.0%

ちやうてん

然（しか）し薄（うす）い日（ひ）の光（ひかり）は畑（はたけ）の畝（うね）が形（かたち）づくつて居（ゐ）る長（なが）い小山（こやま）の頂點（ちやうてん）を越（こ）えて幾（いく）らも其（そ）の力（ちから）を及（およ）ぼさなかつた。どの畝（うね）でも其（その）陰（かげ）は依然（いぜん）として白（しろ）かつた。

土 (旧字旧仮名) ／ 長塚節(著)

ちゃうてん

ロミオ　あ、これ、お待（ま）ち。やがて、あの寺（てら）の塀外（へいそと）へ、おぬしに渡（わた）す爲（ため）に、繩梯子（なはばしご）のやうに編（あ）み合（あは）せたものを家來（けらい）に持（も）たせて遣（や）りませう。それこそは忍（しの）ぶ夜半（やは）に嬉（うれ）しい事（こと）の頂點（ちゃうてん）へ此身（このみ）を運（はこ）ぶ縁（えん）の綱（つな）。

ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)

てつぺん

良吉はふと頭の頂點（てつぺん）の禿（はげ）を指して、「疳を癒（なほ）すために漢法醫にハツボとかいふものをかけて貰つたゝめにこんなに禿げたのだ。」

母と子 (旧字旧仮名) ／ 正宗白鳥(著)

頂	常用漢字 小６ 部首:⾴ 11画
點	部首:⿊ 17画