“頂部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぶ75.0%
いただき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々はその花托かたくすなわちくき頂部ちょうぶ換言かんげんすればそのくきしょくしているのであって、本当の果実をっているのではない(いっしょに口には入って行けども)。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それからは洪積層こうせきそう旧天王キーデンノー安山集塊岩あんざんしゅうかいがんおかつづきのにもかぶさっているかがいちばんの疑問ぎもんだったけれどもぼくたちは集塊岩のいくつもの露頭ろとうを丘の頂部ちょうぶ近くで見附みつけた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
曲者の飛び出した窓は、地上から十五尺ばかりの所を館の周囲をとりまいて居る一連の明りとり窓の一つで、壁際にある一列の陳列棚は九尺であるから、その頂部いただきより尚六尺の上に開かれて居る。
真珠塔の秘密 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)