“露頭”の読み方と例文
読み方割合
ろとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言いながら、七兵衛は自分の被っていた笠のひもをあわただしく解いて、それを脱ぐと、兵助の前へその露頭ろとうを突き出しながら
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それからは洪積層こうせきそう旧天王キーデンノー安山集塊岩あんざんしゅうかいがんおかつづきのにもかぶさっているかがいちばんの疑問ぎもんだったけれどもぼくたちは集塊岩のいくつもの露頭ろとうを丘の頂部ちょうぶ近くで見附みつけた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)