“露店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろてん65.0%
ほしみせ27.5%
よみせ7.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある停留場ていりゅうじょうのそばには、たくさんの露店ろてんていました。なかには、まごいと、ひごいのきたのをたらいにれて、っていました。
どこかで呼ぶような (新字新仮名) / 小川未明(著)
門前町から沿道の露店ほしみせやら大道芸人やら立売りなどまで、見洩らすまじと、人に揉まれ揉まれ、眼をくばり歩いているふうだった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたしが、父と一緒に四谷よつや納涼すずみながら散歩にゆくと、秋の初めの涼しい夜で、四谷伝馬町よつやてんまちょうの通りには幾軒の露店よみせが出ていた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)