“よみせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜店68.0%
露店12.0%
夜肆8.0%
夜見世8.0%
夜見店4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、おはづかしい、おけるやうなのではござりません、それに夜店よみせひましたので、御新姐樣ごしんぞさま、おれましてはきたなうござります。」
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
寒くなると、山の手大通りの露店よみせに古着屋の数がえる。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
日本では夜肆よみせで外国の古新聞古雑誌の挿画を売っている。其の多くはロンドン・ニュースやグラフフヰ※ック、パックやウォッヘの切抜で下らぬものばかりである。
両側の夜見世よみせのぞきながら、文三がブラブラと神保町じんぼうちょうの通りを通行した頃には、胸のモヤクヤも漸く絶え絶えに成ッて、どうやら酒を飲んだらしく思われて、昇にはずかしめられた事も忘れ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
夜見店よみせへ参りまして古着屋から小僧さんに麻風呂敷に掻巻かいまき三布蒲団みのぶとん背負せおい込ませ、長家の者に知れない様にお父さんに半纏を着せたいと云うので段々と狐鼠こそ/\買物をして参りますが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)