“神保町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんぼうちょう97.1%
じんぼうちやう2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神保町じんぼうちょうのとあるカフェーの裏二階、夜分だけ定連を借り切って、何時いつの間にやら出来たのが、この有名なる「無名倶楽部くらぶ」です。
古城の真昼 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
神保町じんぼうちょうから小川町おがわまちの方へ行く途中で荷馬車のまわりに人だかりがしていた。馬が倒れたのを今引起こしたところであるらしい。
断片(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私のはいつのにかわきしたくゞつてゐました。私は東明館前とうめいくわんまへからみぎれて、わけもなくあかるくにぎやかなまち片側かたがはを、店々みせ/\うて神保町じんぼうちやうはうへと歩いて行きました。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)