“停留場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていりゅうじょう56.3%
ていりゅうば25.0%
ていりうぢやう12.5%
ていりうば6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある停留場ていりゅうじょうのそばには、たくさんの露店ろてんていました。なかには、まごいと、ひごいのきたのをたらいにれて、っていました。
どこかで呼ぶような (新字新仮名) / 小川未明(著)
自分たちは外套がいとうの肩をすり合せるようにして、心もち足を早めながら、大手町おおてまち停留場ていりゅうばを通りこすまでは、ほとんど一言ひとこともきかずにいた。
毛利先生 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
道子みちこはバスのとほるのをて、その停留場ていりうぢやうまであるき、つてゐるひとみちをきいて、こんどは国府台こふのだいから京成電車けいせいでんしや上野うへのまはつてアパートにかへつた。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
『通過驛といふこともございませんが、あそこは停留場ていりうばでございまして、知らせがないととまりませんので、……』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)