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ていりゅうじょう
ある
停留場のそばには、たくさんの
露店が
出ていました。なかには、まごいと、ひごいの
生きたのをたらいに
入れて、
売っていました。
また、
今日も
電車の
停留場へいって、
新聞を
売らねばならないのです。
弟は
昨夜、
犬に
追いかけられた
夢を
思い
出していました。
ほどなく、
電車がきたので
乗ったけれど、
停留場で
見送る、
老人の
顔が、いつまでも
頭に
残りました。おりあしく、その
電車は
満員でした。
お
詣りをすますと、
後に
心をひかれながら、九
段の
坂を
下りました。そして、
町の
停留場へきて
電車をまっていました。
晩方でありました。
両側には、
燈火のついたころあいです。
電車の
停留場には、たくさん
人が
立っていました。
それから、
停留場ごとに、
人が
乗ったり、
降りたりしました。
松林にさしかかるころは、
馬も、はやつかれたのか、
黒くあせがにじんで、あえいでいました。
バスの
停留場が、この
家の
前にでも
着くことに
決まったものなら、この
店はいくら
繁昌するかしれないぜ。
ここは、
冬のほうが、
休む
人が
多いんだから、
先越し
苦労をさっしゃるな。
停留場なんか、どこへ
着いてもいいという
気で、
成り
行きにまかしておかっしゃい。
少年は、さびしそうに、あたりを
見まわしました。あちらの
電車の
停留場の
方も、一
時のように、
人の
黒い
影もなければ、ただ、レールが、
光ってみえるだけです。
とうてい、
町といわれそうもない、四、五
軒ばかり
店のならんだ、バスの
停留場のあるところまできて
降りると、その一
軒には、パチンコの
看板が、かかっていました。
すでに、
彼女は、いくつかの
停留場を
電車にも
乗ろうとせず
通りすごしていました。
あの
子は、
昨日、いつものように、
停留場に
立って
新聞を
売っていますと、どこかの
大きな
犬がやってきて、ふいに、
子供に
向かってほえついたので、どんなに、
子供はびっくりしたでしょう。
はやく
前へ
停留場の
着くよう
運動をしろと、さっき
助役さんがいらしていわしたが、おまえも
知るとおり、おらも、だんだん
年をとるだし、いっそせがれの
許へいったほうがいいかとも
考えてな。
電車の
停留場に
向かって、
歩く
途中で、ふと
天上の一つの
星を
見て、こういいました。その
星は、いつも、こんなに、
青く
光っていたのであろうか。それとも、
今夜は、
特にさえて
見えるのだろうか。
“停留場”の意味
《名詞》
(context、transport) バス、路面電車などが乗客の乗降に停車するために設置される一定の場所。停留所。
(出典:Wiktionary)