“運動”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんどう70.0%
しごと3.3%
スポーツ3.3%
うごき3.3%
うんだう3.3%
はたらき3.3%
ムウブマン3.3%
ムウヴマン3.3%
ムウヴメント3.3%
ムーヴメント3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二 毎日まいにち食餌しよくじ三度さんどかぎり、分量ぶんりやうさだし。夜中やちゆう飮食いんしよくせざるをもつともよしとす。たゞし食後しよくご少時間しばらく休息きうそく運動うんどうはじむべきこと
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
此処ここでやってる運動しごとのこと? まさか、そんなことじゃァないわ。だったとしたら、どんな方法で……」
罠を跳び越える女 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
彼には活動が必要だった。そこで彼は猛然と運動スポーツに熱中しだした。あらゆる運動を試みあらゆる運動を行なった。撃剣の試合や拳闘けんとうの競技に熱心に通った。
ものの形体かたち運動うごきのいっさいをみ尽してしまって、その頃には、海から押し上がってくる、平原のような霧があるのだけれど、その流れにも、さだかな色とてなく、なにものをも映そうとはしない。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかるうちに少々せう/\なりともやかましき財産ざいさんなどのれば、みす/\他人たにんなるれにひきわたすことをしくもるべく、また縁者ゑんじやうちなるよくばりどもたゞにはあらで運動うんだうすることたしかなり
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼の著しい特色というのは長い尻尾を持っていることでその尾はちょうど手のように自由の運動はたらきをするらしい。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
歌麿の絵を眺めて「彫塑の行方ゆきかたと似た行方ゆきかたをして居る」と評し、又荻原君に対する批評を繰返して「彼の製作には運動ムウブマンがあつた。生生いきいきして居た」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そこでは静止ポーズは静止そのものが内部的に情熱の燃ゆる焔となり、運動ムウヴマンは動きそれ自身が輝く金剛石デイヤマンとなるであろう。
人形芝居に関するノオト (新字新仮名) / 竹内勝太郎(著)
更に、また、私たちは、あらゆる運動ムウヴメントの、殊に、かの社会革命の、極く小さな役割を演ずることで満足しよう。「舞台裏」の仕事をするものがあつてもいゝだらう。
端役 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
苟もリズムといふものの存在を認めなければ已む、然らざる以上は、人の身心も律調リズミツク運動ムーヴメントを爲すことを認めなければならぬ。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)