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運動
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うんどう
ふりがな文庫
“
運動
(
うんどう
)” の例文
第二
毎日
(
まいにち
)
の
食餌
(
しよくじ
)
は
三度
(
さんど
)
を
限
(
かぎ
)
り、
分量
(
ぶんりやう
)
を
定
(
さだ
)
む
可
(
べ
)
し。
夜中
(
やちゆう
)
に
飮食
(
いんしよく
)
せざるを
最
(
もつと
)
もよしとす。
但
(
たゞし
)
食後
(
しよくご
)
は
少時間
(
しばらく
)
休息
(
きうそく
)
し
運動
(
うんどう
)
を
始
(
はじ
)
むべき
事
(
こと
)
。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
「
君
(
きみ
)
たちの
時計
(
とけい
)
は、
見
(
み
)
かけばかりで、すこし
運動
(
うんどう
)
すると
止
(
と
)
まるのだろう。
形
(
かたち
)
などはどうでもいい。
機械
(
きかい
)
は、このほうがずっといいんだ。」
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
土器の中には此
石錐
(
いしきり
)
にて
揉
(
も
)
み
開
(
あ
)
けたるに相違無き圓錐形の
孔
(
あな
)
有る物有り。
既
(
すで
)
に錐の用を知る、焉ぞ
錐揉
(
きりも
)
みの如き
運動
(
うんどう
)
の
熱
(
ねつ
)
を用ゆる事を
知
(
し
)
らざらん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
萬能
(
まんのう
)
をぶつりと
打
(
う
)
ち
込
(
こ
)
んではぐつと
大
(
おほ
)
きな
土
(
つち
)
の
塊
(
かたまり
)
を
引返
(
ひきかへ
)
す。おつぎは
漸
(
やうや
)
く
小
(
ちひ
)
さな
塊
(
かたまり
)
を
起
(
おこ
)
す。
勘次
(
かんじ
)
の
手
(
て
)
は
速
(
すみや
)
かに
運動
(
うんどう
)
してずん/\と
先
(
さき
)
へ
進
(
すゝ
)
む。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そこに
球突塲
(
たまつきば
)
があつたので
無
(
ぶ
)
聊のまゝ
運動
(
うんどう
)
がてら二十
點
(
てん
)
といふ
處
(
ところ
)
あたりから
習
(
なら
)
ひ出したのが、病みつきの
初
(
はじ
)
めだつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
併
(
しか
)
しながら、
白状
(
はくじやう
)
する。
此時代
(
このじだい
)
には、
研究
(
けんきう
)
は
第
(
だい
)
四か
第
(
だい
)
五
位
(
ゐ
)
で、
第
(
だい
)
三は
好奇心
(
かうきしん
)
であつた。
第
(
だい
)
二は
弄古的
(
ろうこてき
)
慾心
(
よくしん
)
?であつた。
第
(
だい
)
一は
實
(
じつ
)
に
運動
(
うんどう
)
の
目的
(
もくてき
)
であつた。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
お
互
(
たがひ
)
に
身體
(
しんたい
)
が
丈夫
(
じようぶ
)
でなければ
何事
(
なにごと
)
も
出來
(
でき
)
ませんから、
新
(
あたら
)
しい
空氣
(
くうき
)
の
呼吸
(
こきゆう
)
と、
十分
(
じゆうぶん
)
な
日光浴
(
につこうよく
)
と、
運動
(
うんどう
)
とによつて
食物
(
しよくもつ
)
をうまく
食
(
た
)
べることが
一番
(
いちばん
)
大切
(
たいせつ
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
B
所
(
ところ
)
が、
此
(
こ
)
のごろチラと
聞
(
き
)
いた
話
(
はなし
)
だが、
右
(
みぎ
)
のハガキ
運動
(
うんどう
)
を
選擧權擴張
(
せんきよけんくわくちやう
)
の
要求
(
えうきう
)
に
應用
(
おうよう
)
しかけてゐる
者
(
もの
)
があるさうだ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
敵
(
てき
)
は
米國軍艦
(
べいこくぐんかん
)
、
我
(
われ
)
は
帝國軍艦
(
ていこくぐんかん
)
、
水雷
(
すいらい
)
砲火
(
ほうくわ
)
ならぬ
陸上
(
りくじやう
)
の
運動
(
うんどう
)
をもつて
互
(
たがひ
)
に
挑
(
いど
)
み
鬪
(
たゝか
)
ふも
亦
(
ま
)
た
一興
(
いつきよう
)
であらうと
思
(
おも
)
ふ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其上
(
そのうへ
)
に
宗助
(
そうすけ
)
と
安之助
(
やすのすけ
)
が、
不足
(
ふそく
)
の
所
(
ところ
)
を
分擔
(
ぶんたん
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
たらと
小六
(
ころく
)
に
云
(
い
)
つて
聞
(
き
)
かしたのは、
宗助
(
そうすけ
)
自身
(
じしん
)
であつた。
小六
(
ころく
)
は
兄
(
あに
)
の
運動
(
うんどう
)
を
待
(
ま
)
たずに、すぐ
安之助
(
やすのすけ
)
に
直談判
(
ぢきだんぱん
)
をした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「さあ早くおかおを
洗
(
あら
)
って、今日は少し
運動
(
うんどう
)
をするんですよ。どれちょっとお見せ。まあ本当に
奇麗
(
きれい
)
だね。お前がおかおを
洗
(
あら
)
っている間おっかさんが見ていてもいいかい」
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
Sとは、
極度
(
きよくど
)
に
切
(
き
)
り
詰
(
つ
)
めた
生活
(
せいくわつ
)
をして、
献身的
(
けんしんてき
)
に
運動
(
うんどう
)
をしてゐた、
若
(
わか
)
い
一人
(
ひとり
)
の
鬪士
(
とうし
)
だつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
彼
(
かれ
)
は
人
(
ひと
)
が
自分
(
じぶん
)
を
窘逐
(
きんちく
)
すると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
苦
(
く
)
にしてゐる
瘋癲患者
(
ふうてんくわんじや
)
、
常
(
つね
)
に
寐臺
(
ねだい
)
の
上
(
うへ
)
に
丸
(
まる
)
くなつて
寐
(
ね
)
てゐたり、
或
(
あるひ
)
は
運動
(
うんどう
)
の
爲
(
ため
)
かのやうに、
室
(
へや
)
を
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
へと
歩
(
ある
)
いて
見
(
み
)
たり、
坐
(
すわ
)
つてゐる
事
(
こと
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
稀
(
まれ
)
で
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
日光
(
につくわう
)
は
柔
(
やはら
)
かに
導
(
みちび
)
かれ、
流
(
なが
)
れた。その
光
(
ひかり
)
が
漸
(
やうや
)
く
蒲團
(
ふとん
)
の
端
(
はし
)
だけに
觸
(
ふ
)
れるのを
見
(
み
)
ると、
私
(
わたし
)
は
跼
(
かゞ
)
んでその
寢床
(
ねどこ
)
を
日光
(
につくわう
)
の
眞中
(
まなか
)
に
置
(
お
)
くやうに
引
(
ひ
)
いた。それだけの
運動
(
うんどう
)
で、
私
(
わたし
)
の
息
(
いき
)
ははづみ、
頬
(
ほゝ
)
に
血
(
ち
)
がのぼつた。
日の光を浴びて
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
然
(
しか
)
し
熊手
(
くまで
)
の
爪
(
つめ
)
が
速
(
すみや
)
かに
木陰
(
こかげ
)
の
土
(
つち
)
に
趾
(
あと
)
つける
其
(
そ
)
の
運動
(
うんどう
)
さへ一
度
(
ど
)
は一
度
(
ど
)
と
短
(
みじか
)
い
日
(
ひ
)
を
刻
(
きざ
)
んで
行
(
ゆ
)
く
樣
(
やう
)
な
冬
(
ふゆ
)
の
季節
(
きせつ
)
は
餘
(
あま
)
りに
冷
(
つめ
)
たく
彼等
(
かれら
)
の
心
(
こゝろ
)
を
引
(
ひ
)
き
緊
(
し
)
めて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そして、
少
(
せう
)
々
病膏肓
(
やまひこうこう
)
に入つたかなとやましくなると、なあに
運動
(
うんどう
)
のためだといふ風に
自
(
じ
)
分で
自
(
じ
)
分にいひ
譯
(
わけ
)
してゐた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
最
(
もつと
)
も
廣
(
ひろ
)
く行はるるは
摩擦發火法
(
まさつはつくわはう
)
なるが是に又一
片
(
へん
)
の木切れに他の木切れを
當
(
あ
)
てて
鋸
(
のこぎり
)
の如くに
運動
(
うんどう
)
さする
仕方
(
しかた
)
も有り
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
此蠻勇
(
このばんゆう
)
の
力
(
ちから
)
、それが
積
(
つも
)
り
積
(
つも
)
つて
見
(
み
)
ると、
運動
(
うんどう
)
の
爲
(
ため
)
とか、
好奇
(
かうき
)
の
慾
(
よく
)
とか、そればかりで
承知
(
しやうち
)
が
出來
(
でき
)
なくなつて、
初
(
はじ
)
めて
研究
(
けんきう
)
といふ
事
(
こと
)
に
重
(
おも
)
きを
置
(
おく
)
く
樣
(
やう
)
になり
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「なに、おまえさんがその
気
(
き
)
なら、
代
(
か
)
わって
運動
(
うんどう
)
をしてやってもいい。」と、
若
(
わか
)
い
助役
(
じょやく
)
は、
相手
(
あいて
)
の
心持
(
こころも
)
ちを
読
(
よ
)
みとろうと、
鋭
(
するど
)
く、おじいさんの
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
ました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
A
仕樣
(
しやう
)
がないなア。イヤ、
然
(
しか
)
し
有
(
あ
)
りがたう。お
蔭
(
かげ
)
で
色々
(
いろ/\
)
面白
(
おもしろ
)
い
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いた。
俺
(
おれ
)
は
之
(
これ
)
からモ
少
(
すこ
)
し
善
(
よ
)
くハガキ
運動
(
うんどう
)
について
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
なくちや。
左樣
(
さやう
)
なら。いづれ
又
(
また
)
。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
みんなは、
蚕種取締所
(
さんしゅとりしまりじょ
)
設置
(
せっち
)
の
運動
(
うんどう
)
のことやなにか、いろいろ話し合いましたが、こころの中では
誰
(
だれ
)
もみんな、山男がほんとうにやって来るかどうかを、大へん
心配
(
しんぱい
)
していました。
紫紺染について
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
彼
(
かれ
)
は
私
(
わたくし
)
よりは四つ五つの
年長者
(
としかさ
)
で、
從
(
したがつ
)
て
級
(
くみ
)
も
異
(
ちが
)
つて
居
(
を
)
つたので、
始終
(
しじう
)
交
(
まぢは
)
るでもなかつたが、
其頃
(
そのころ
)
校内
(
かうない
)
で
運動
(
うんどう
)
の
妙手
(
じやうず
)
なのと
無暗
(
むやみ
)
に
冐險的旅行
(
ぼうけんてきりよかう
)
の
嗜好
(
すき
)
なのとで、
彼
(
かれ
)
と
私
(
わたくし
)
とは
指
(
ゆび
)
を
折
(
を
)
られ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼
(
かれ
)
は
人
(
ひと
)
が
自分
(
じぶん
)
を
窘逐
(
きんちく
)
すると
云
(
い
)
うことを
苦
(
く
)
にしている
瘋癲患者
(
ふうてんかんじゃ
)
、
常
(
つね
)
に
寐台
(
ねだい
)
の
上
(
うえ
)
に
丸
(
まる
)
くなって
寐
(
ね
)
ていたり、
或
(
あるい
)
は
運動
(
うんどう
)
の
為
(
ため
)
かのように、
室
(
へや
)
を
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
へと
歩
(
ある
)
いて
見
(
み
)
たり、
坐
(
すわ
)
っていることは
殆
(
ほとん
)
ど
稀
(
まれ
)
で
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
自然主義
(
しぜんしゆぎ
)
の
風潮
(
ふうてう
)
に
漂
(
たゞよ
)
はされた
年若
(
としわか
)
い少女が(
尤
(
もつと
)
もこの自然主義は、
新聞
(
しんぶん
)
の三
面記事
(
めんきじ
)
に
術語化
(
じゆつごくわ
)
されたものを
指
(
さ
)
してゐません。その頃の
生眞面目
(
きまじめ
)
な
文壇
(
ぶんだん
)
の
運動
(
うんどう
)
を言つてゐます。)
從來
(
じゆうらい
)
の
習慣
(
しふくわん
)
の
束縛
(
そくばく
)
を
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
これがために
運動
(
うんどう
)
や、
競技
(
きようぎ
)
や、
登山
(
とざん
)
など
家
(
いへ
)
の
外
(
そと
)
で
生活
(
せいかつ
)
することがはやり、ひいては
森林
(
しんりん
)
を
世人
(
せじん
)
の
休養
(
きゆうよう
)
、
保健
(
ほけん
)
のため
利用
(
りよう
)
すること、つまり
森林
(
しんりん
)
を
公園
(
こうえん
)
として
利用
(
りよう
)
することが
盛
(
さか
)
んになつたわけです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
一
養生
(
やうじやう
)
二には
運動
(
うんどう
)
三
藥
(
くすり
)
揃
(
そろ
)
うてやまひ
直
(
なを
)
るものなり
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
更
(
さら
)
に
次
(
つぎ
)
の
箸
(
はし
)
が
口
(
くち
)
まで
來
(
く
)
る
其
(
そ
)
の
悠長
(
いうちやう
)
な
手
(
て
)
の
運動
(
うんどう
)
が
待遠
(
まちどほ
)
で
口腔
(
こうかう
)
の
粘膜
(
ねんまく
)
からは
自然
(
しぜん
)
に
薄
(
うす
)
い
水
(
みづ
)
のやうな
唾液
(
つば
)
の
湧
(
わ
)
いて
出
(
で
)
るのを
抑
(
おさ
)
へることが
出來
(
でき
)
ない
程
(
ほど
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
同樣にして
鉋
(
かんな
)
の如くに
運動
(
うんどう
)
さする仕方も有り一片の木切れに
細
(
ほそ
)
き
棒
(
ぼう
)
の先を當てて
錐
(
きり
)
の如くに
揉
(
も
)
む
仕方
(
しかた
)
も有るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
太郎
(
たろう
)
は、げたで、
良二
(
りょうじ
)
は、
運動
(
うんどう
)
ぐつをはいていました。やっと
停車場
(
ていしゃば
)
へ
着
(
つ
)
くと、もう
出征
(
しゅっせい
)
の
兵士
(
へいし
)
は
立
(
た
)
ってしまった
後
(
あと
)
とみえて、あたりは、しんとしていました。
昼のお月さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
或學校
(
あるがくかう
)
で
學生間
(
がくせいかん
)
に
教頭排斥
(
けうとうはいせき
)
が
起
(
おこ
)
つて、
既
(
すで
)
にストライキをやらうとしたのだが、ストライキでは
犧牲
(
ぎせい
)
を
出
(
だ
)
す
恐
(
おそ
)
れがあると
云
(
い
)
ふので、ハガキ
運動
(
うんどう
)
といふ
事
(
こと
)
を
誰
(
だれ
)
かゞ
思
(
おも
)
ひついて
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
此
(
この
)
一
日
(
にち
)
の
運動
(
うんどう
)
は、
骨
(
ほね
)
の
髓
(
ずい
)
まで
疲勞
(
ひろう
)
する
樣
(
やう
)
に
感
(
かん
)
じるのであるが、
扨
(
さ
)
て
其
(
その
)
洗
(
あら
)
ひ
上
(
あ
)
げたる
破片
(
はへん
)
を
食卓
(
しよくたく
)
の一
隅
(
ぐう
)
に
並
(
なら
)
べて、
然
(
さ
)
うして、一
杯
(
ぱい
)
やる
時
(
とき
)
の
心持
(
こゝろもち
)
といふものは、
何
(
な
)
んとも
云
(
い
)
はれぬ
愉快
(
ゆくわい
)
である。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
なぜならば、少しもそれらの
運動
(
うんどう
)
や
宣言
(
せんこく
)
に
共鳴
(
きようめい
)
を感ずることが出來ませんでしたから。ひそかに
自分達
(
じぶんたち
)
の考へはもう
舊
(
ふる
)
いのだろうと
肯
(
うなづ
)
きました。さうしてその舊さに
滿足
(
まんぞく
)
を感じ、
光榮
(
くわうえい
)
を感じました。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
「
運動
(
うんどう
)
するといいましても、なにぶん、この
年寄
(
としよ
)
りひとりではどこへも
出
(
で
)
られません。」と、おじいさんは、かしこまってすわり、ひざの
上
(
うえ
)
で、しなびた
手
(
て
)
をこすっていました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ほかの
子供
(
こども
)
にも、
母親
(
ははおや
)
や、
姉
(
あね
)
などが、なにぶんあがった
当座
(
とうざ
)
のことで、ついてきたけれど、たいていは、
教室
(
きょうしつ
)
の
外
(
そと
)
にいたし、
運動
(
うんどう
)
するときは、
列
(
れつ
)
の
外
(
そと
)
に
立
(
た
)
って、はなれて
見
(
み
)
ていたものです。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
の
時計
(
とけい
)
も、すこし
運動
(
うんどう
)
すると
止
(
と
)
まるんだよ。」と、
小谷
(
おたに
)
が、いいました。
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「それも、
運動
(
うんどう
)
するのはいまのうち、
早
(
はや
)
いほうがいいぜ。」といいました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まったく、まりは、いまは
雲
(
くも
)
の
上
(
うえ
)
にいて
安全
(
あんぜん
)
でありましたけれど、
毎日
(
まいにち
)
、
毎日
(
まいにち
)
、
仕事
(
しごと
)
もなく、
運動
(
うんどう
)
もせず、
単調
(
たんちょう
)
に
倦
(
あ
)
いていました。そして、だんだん
地
(
ち
)
の
上
(
うえ
)
が
恋
(
こい
)
しくなりはじめたのでありました。
あるまりの一生
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
運
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“運動”で始まる語句
運動場
運動量
運動会
運動靴
運動會
運動塲
運動家
運動着
運動協会
運動器具