“運動靴”の読み方と例文
読み方割合
うんどうぐつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下駄を片足、藁草履わらぞうりを片足、よく跛いてあるく。かつ穿きふるしの茶の運動靴うんどうぐつをやったら、早速穿いて往ったが、十日たゝぬ内に最早もう跣足はだしで来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
はやりの運動靴うんどうぐつを買ってもらえないことを、人間の力ではなんともできぬ不況のせいとあきらめて、むかしながらのわらぞうりに満足まんぞくし、それが新らしいことで彼らの気持はうきうきした。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)