“運動場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんどうじょう55.2%
うんどうば41.4%
グラウンド3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば、きかん坊主ぼうず秀吉ひできちが、先生せんせいにしかられて、この運動場うんどうじょうたされたとき、かれかなしくなって、しそうになりました。
学校の桜の木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
地理の時間が終ると、運動場うんどうばのアカシヤの木の下へいって、葉子はぼんやり足もとを見つめていた。何ということなしに悲しかった。
先生の顔 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
ラグビイの選手達はもうみんな引揚げてしまって、運動場グラウンドには誰もいなかった。二本の棒に横木を渡したゴオルだけが寂しく残っていた。
プウルの傍で (新字新仮名) / 中島敦(著)