“うんどうば”の漢字の書き方と例文
語句割合
運動場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校の運動場うんどうばで、彼が書物を読んで居なければ必ず鉄棒かなぼうか並行棒にしなやかな体をからませて遊んで居るのです。
金色の死 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
けれども僕は出来るだけ知らない振りをしていなければならないと思って、わざと平気な顔をしたつもりで、仕方なしに運動場うんどうばすみに連れて行かれました。
一房の葡萄 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
運動場うんどうばへ出て来ても我々われ/\の仲間にはいつた事などは無い、超然てうぜんとしてひとしづかに散歩してるとつたやうなふうで、今考へて見ると、成程なるほど年少詩人ねんせうしじんつた態度たいどがありましたよ
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)