“原野”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
げんや88.9%
のはら11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてこの草は中国の北地、ならびに満州〔中国の東北地方〕には広く原野げんやに生じているが、わが日本にはあえて産しない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
此間このあひだ見通みとほしの原野げんやにして、山水さんすゐ佳景かけいいふべからず。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
えきみぎると、もう心細こゝろぼそいほど、原野げんや荒漠こうばくとして、なんとも見馴みなれない、ちぎぐもが、大円だいゑんそらぶ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
阪を上って放牧場の埒外らちそとを南へ下り、ニタトロマップの細流さいりゅうを渡り、斗満殖民地入口と筆太ふでぶとに書いた棒杭ぼうぐいを右に見て、上利別かみとしべつ原野げんやに来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
洋々やう/\たる大河たいがとも漠々ばく/\たる原野げんやむ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
或る日いと広やかなる原野のはらにさし掛りて、行けども行けども里へは出でず。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)