“納屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なや98.4%
ものおき0.8%
ナイヤ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
住居蔵の裏が、せまい露地ろじひとつへだてて、そばやの飛離れた納屋なやがあったので、お昼過ぎると陰気なコットンコットンがはじまる。
私の考えに、是れは何でも戦争になるに違いないから、マア米を買おうとおもって、出入でいりの米屋に申付もうしつけて米を三十俵かって米屋に預け、仙台味噌を一樽買て納屋ものおきに入れておいた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
待つて呉れ、晩までかゝつて何うにかまとまつたら、いつものやうに納屋ナイヤのサイレンを鳴すから、そしたら皆な集つて来いよ——
R漁場と都の酒場で (新字旧仮名) / 牧野信一(著)