“果樹園”の読み方と例文
読み方割合
かじゅえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春がくればにしきをかざる牧原、秋がくればたわわにみのる果樹園かじゅえん。このようにめぐまれた土地は、世界のどこにもないと思います。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
おけらは、どこか、野菜畑やさいばたけか、果樹園かじゅえんのすみに、あまり世間せけんられずにすむ、自分じぶんちいさなあなってはいるために、かわいたみちいそいでゆきました。
おけらになった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ねえ区長さん。田畑たはた果樹園かじゅえんはどうなっているのですか。地上を攻撃されるおそれがあるんなら、地上でおちおち畑をつくってもいられないでしょう」
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)