“田畑”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たはた57.6%
でんぱた24.2%
たばた6.1%
でんばた6.1%
てんばた3.0%
でんち3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其他そのた不思議ふしぎ聲々こゑ/″\は、かしましき田畑たはた人聲ひとごゑと(あいちやんのつてる)へんじました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
さうするうち世間せけんまたはるうつつてあめいそがしく田畑たはたみづ供給きようきふした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かげろうののぼる、かがやかしい田畑たはたや、若草わかくさぐむ往来おうらいや、隣家りんか垣根かきねももはな
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さて此の医者の知己ちかづきで、根津ねづ清水谷しみずだに田畑でんぱたや貸長屋を持ち、そのあがりで生計くらしを立てゝいる浪人の
宇津木の家は代々の千人同心で、山林田畑でんぱたの産も相当あって、その上に、川を隔てて沢井の道場とならび立つほどの剣術の道場を開いております。
永年ながねんの繁盛ゆえ、かいなき茶店ちゃみせながらも利得は積んで山林田畑でんぱたの幾町歩は内々できていそうに思わるれど、ここの主人あるじに一つの癖あり
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
螢名所ほたるめいしよ田畑たばたちかかり、たゞ天王寺てんわうじちかために、はあまりすくなからねど
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
四人の少年が、そろって、前へ近づいた。その中には春木少年の顔がまじっていた。その外に、小玉こだま君、横光よこみつ君、田畑たばた君の三少年がいた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ことに少年探偵を結成しようとしていた、小玉こだま君や横光よこみつ君、それに田畑たばた君などは、春木少年ひとりにだしぬかれたことをくやしがって、こんど何かあったら、きっと自分たちも、仲間に入れてくれとせがんだ。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
御影みかげに住んでゐる男が、国元に相応かなり田畑でんばたを持つてゐるので、小作米の揚つたのを汽車で送らせて、御影の家でたくはへてゐるのがある。
汽車、利根川の鉄橋に差し掛かれば、雨はますます激しく、ただ見る、河水は氾濫はんらんして両岸湖水のごとく、濁流滔々とうとう田畑でんばたを荒し回り、今にも押流されそうな人家も数軒見える。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
夫婦も以前は相応な百姓であったが、今から八九年前出水でみずがあって、家も田畑でんちもすっかり流されてしまった。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)