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田畑
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たばた
ふりがな文庫
“
田畑
(
たばた
)” の例文
小玉
(
こだま
)
君や
横光
(
よこみつ
)
君、それに
田畑
(
たばた
)
君などは、春木少年ひとりにだしぬかれたことをくやしがって、こんど何かあったら、きっと自分たちも、仲間に入れてくれとせがんだ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大きなる家の
九
賑
(
にぎ
)
ははしげなるに立ちよりて
一宿
(
ひとよ
)
をもとめ給ふに、
田畑
(
たばた
)
よりかへる男
等
(
ら
)
、
黄昏
(
たそがれ
)
にこの僧の立てるを見て、大きに
怕
(
おそ
)
れたるさまして、山の鬼こそ来りたれ
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
足
(
あし
)
を
運
(
はこ
)
び
給
(
たま
)
はゞ
忍
(
しの
)
ぶが
岡
(
おか
)
の
緑樹
(
りよくじゆ
)
の
朝
(
あさ
)
つゆ、
寐間着
(
ねまき
)
のまゝにも
踏
(
ふ
)
み
給
(
たま
)
ふべし、
螢名所
(
ほたるめいしよ
)
の
田畑
(
たばた
)
も
近
(
ちか
)
かり、
只
(
たゞ
)
天王寺
(
てんわうじ
)
の
近
(
ちか
)
き
爲
(
ため
)
に、
蚊
(
か
)
はあまり
少
(
すく
)
なからねど、
吹
(
ふ
)
き
拂
(
はら
)
ふに
足
(
た
)
る
風
(
かげ
)
十分
(
じふゞん
)
なり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
その中には春木少年の顔が
交
(
まじ
)
っていた。その外に、
小玉
(
こだま
)
君、
横光
(
よこみつ
)
君、
田畑
(
たばた
)
君の三少年がいた。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
他
(
ひと
)
の
援
(
たす
)
けさへなく
六八
世にくだりしものの
田畑
(
たばた
)
をも、
価
(
あたひ
)
を
賤
(
やす
)
くして
六九
あながちに
己
(
おの
)
がものとし、今おのれは
村長
(
むらをさ
)
とうやまはれても、むかしかりたる人のものをかへさず、礼ある人の
席
(
むしろ
)
を譲れば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“田畑”の意味
《名詞》
田畑(たはた、たはたけ、でんぱた、でんばた)
田と畑。田んぼや畑など作物を育てる耕地。
(出典:Wiktionary)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
畑
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“田畑”で始まる語句
田畑小兵衛