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『都会と田園』
ふりがな文庫
『
都会と田園
(
とかいとでんえん
)
』
空の上に、雲雀は唄を唄つてゐる 渦を巻いてゐる太陽の 光波にまかれて 唄つてゐる—— 雨降りお月さん 暈下され 傘さしたい 死んだ母さん、後母さん 時雨の降るのに 下駄下され 跣足で米磨ぐ 死んだ母さん、後母さん 柄杓にざぶざぶ 水下され …
著者
野口雨情
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
歩
(
や
)
失
(
なくし
)
生活
(
くらせ
)
婆
(
をばばあ
)
間
(
あはひ
)
外套
(
インバ
)
帰
(
けへ
)
竈
(
へつつい
)
端
(
ばた
)
鶏
(
かしは
)
母
(
かか
)
少
(
ちつ
)
微笑
(
ほほゑ
)
所
(
どこ
)
未
(
まあ
)
亡父
(
おや
)
微酔
(
ほろゑひ
)
斯
(
かう
)
雉
(
きぢ
)
一
(
ひとつ
)
己
(
おら
)
巻莨
(
シガー
)
田畑
(
てんばた
)
蒐
(
か
)
与
(
や
)
群雀
(
すずめ
)
蜻蛉
(
あけづ
)
一間
(
いつけん
)
何方
(
どつち
)
化
(
な
)
古参
(
ふるひ
)
哺
(
くく
)
後
(
うしろ
)
抱
(
かか
)
捉
(
つかま
)
田鼠
(
むぐらもち
)
畔
(
あぜ
)
砂利
(
ざり
)
端
(
はた
)
臭気
(
にほひ
)
解
(
げ
)
途端
(
はづみ
)
銜
(
くは
)
借金
(
かり
)
傘
(
からかさ
)
先刻
(
さつき
)
冷酒
(
ひや
)
前
(
さき
)
博労
(
ばくらう
)
咄
(
はな
)
唐辛
(
たうがらし
)
啄
(
つつ
)
定
(
きま
)
小舎
(
ごや
)
己
(
おれ
)
巾着
(
きんちやく
)
斑犬
(
ぶち
)
昨夜
(
ゆふべ
)
昼餉
(
ひる
)
木兎
(
みみづく
)
柄杓
(
ひしやく
)
欄干
(
てすり
)
水鶏
(
くひな
)
泡
(
あぶく
)
的
(
あて
)
真
(
まこと
)
硝子
(
がらす
)
磧
(
かはら
)
磨
(
と
)
祖母
(
おばあ
)
空樽
(
たる
)
米松
(
よねまつ
)
美
(
い
)
翼
(
はね
)
蝙蝠
(
かうもり
)
蝸牛
(
ででむし
)
西瓜
(
すゐくわ
)
退
(
ひ
)
金
(
きん
)
開闢
(
かいびやく
)
雁
(
がん
)
食
(
は
)
一団
(
ひとかたまり
)
一裑
(
ひとつみ
)
丁爺
(
ていぢー
)
二種
(
ふたいろ
)
他人
(
ひと
)
何
(
ど
)
何処
(
どこ
)
便
(
たよ
)
側
(
そば
)
元
(
もと
)
光波
(
なみ
)
凩
(
こがらし
)
厩
(
うまや
)
咽喉
(
のど
)
喜乃
(
きの
)
囲垣
(
ゐがき
)
垂木
(
たるき
)
夢現
(
ゆめうつつ
)