“昼餉”のいろいろな読み方と例文
旧字:晝餉
読み方割合
ひるげ95.8%
ひる4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半之助はちょうど、岩の食卓で、昼餉ひるげを喰べているところだった。下の林のほうで、がさがさと叢林そうりんの揺れる音がし、人の声が聞えた。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
昼餉ひるげを食うて出よとすると偶然秀真ほつまが来たから、これをもそそのかして、車を並べて出た。自分はわざと二人乗の車にひとり横に乗った。
車上の春光 (新字新仮名) / 正岡子規(著)