“昼食”のいろいろな読み方と例文
旧字:晝食
読み方(ふりがな)割合
ちゅうじき41.5%
ひる14.6%
ちうじき12.2%
ひるめし7.3%
おひる4.9%
ひるげ4.9%
ひるしょく4.9%
ランチ4.9%
ちゅうしょく2.4%
ひるしよく2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“昼食”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア100.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
黒崎で昼食ちゅうじきしたが、ここからは靴を草鞋わらじに代えて強行軍を続け、真暗になった午後六時に熊本に達する事が出来た。
田原坂合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
三十六品の献立こんだてに大原は図らざる援兵を得て昼食ちゅうじきを済ませし後小山の妻君と下女とを伴い急ぎ我家へ帰り行きぬ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
伴「旦那様、此の頃は貴方様あなたさまうなさいました、ろく/\御膳ごぜんあがりませんで、今日はお昼食ひるもあがりませんな」
「まあ、どうにかしようじゃないか。そんなら君はシモンヌの家で昼食ひるでもやりながら待っていてくれ給え。僕は直ぐに後から出掛けて行きますから」
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ホテルで昼食ちうじきすませてからゴンドラを雇つてサンタ・マリヤを始め沢山たくさんなお寺廻りをした。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
三頭の馬を其一本に繋ぎ、余等三人は他の一本の下に毛布を敷いて坐し、昼食ちうじき午眠ひるねしての前後四時間を此無花果樹下に費しぬ。
ばんには昼食ひるめしあまりのめしべるので。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
不味まずそうに取揃とりそろえられた昼食ひるめしえると、かれ両手りょうてむねんでかんがえながら室内しつないあるはじめる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
茶と菓子とを運んだおんな昼食おひるのあと片付けを云いつけて、彼女はまた漠然たる思いの影を追った。
湖水と彼等 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「もう時刻ですから、昼食おひるでもげると可いんですが——」
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
昼食ひるげせむ家たづねつつ鴎飛ぶ裏町をゆき橋わたり行き
東北の家 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
昼食ひるげしながらさまざまの事を問うに、去年こぞの冬は近き山にて熊をりたりと聞き、寒月子と顔見合わせて驚き、木曾路の贄川、ここの贄川、いずれ劣らぬ山里かな、思えば思いしにや景色まで似たるところありなどと語らう。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天長節の日の午前はこんな風で立ってしまった。婆あさんの運んで来た昼食ひるしょくを食べた。そこへぶらりと瀬戸速人はやとが来た。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
丁度其の日に峯松が万事都合好く話を致して、のお藤と云う隣座敷のお客を車に乗せて引出しまして、伊香保の降り口から一挺車を雇いまして、女中を乗せて渋川へ下りて、金子かねこへ出まして、金子から橋を渡り北牧きたもくへ出まして、角屋かどや昼食ひるしょくをして、余程おくれました。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
クランチャー君は、ずっと今までの証言を聴きながら、この時分までには自分の指から全く一昼食ランチ分くらいの鉄銹を食べてしまっていた。
空腹を覚えたので、見当り次第の家で一寸昼食ランチを取って、それから、全く知らない碁会所へはいり込んで、日当りの悪いがらんとした広間で、主人と手合せをやった。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
その日も、ホールとホール夫人ふじんがおそい昼食ちゅうしょくをとっていると、その部屋へやからいらいらと歩きまわるきゃく足音あしおとがひびき、そのうちにはげしいいかこえとともに、かべになにかをぶつけるけたたましい音がきこえてきた。
パシエンカが帰つて来た時、セルギウスはもう目を覚まして待つてゐた。昼食ひるしよくは茶の間へ食べに出るやうに勧められても出ずにゐたので、女中のルケリアがスウプと粥とを部屋に運んで食べさせたのである。