“ひるしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
午食66.7%
昼食33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午食（ひるしよく）の一時間前に、ボヂル婆あさんは、お嬢さんのお好な、刺繍のある着物を着て、薔薇を切りに花壇へ出た。
薔薇 (新字旧仮名) ／ グスターフ・ウィード(著)
細君が午食（ひるしよく）を馳走するので、己は細君を慰めながら馳走になつた。それから六時頃までゐて、コオフイイを一杯飲ませて貰つて、チモフエイの所へ出掛けた。
鱷 (新字旧仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
「それはさうと薬にしろ食物（たべもの）にしろ、君はどうして有り付く事が出来るね。けふなんぞも午食（ひるしよく）はしたかね。」
鱷 (新字旧仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
昼食（ひるしよく）は茶の間へ食べに出るやうに勧められても出ずにゐたので、女中のルケリアがスウプと粥とを部屋に運んで食べさせたのである。
パアテル・セルギウス (新字旧仮名) ／ レオ・トルストイ(著)