“ちゅうじき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中食53.3%
昼食41.7%
中敷5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おい、おかくさんとやら、お前忘れはしまい、十三年あと鴻の巣の田本で中食ちゅうじきをした時お前さんと道連になり、やれこれ云っておえいを
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼は停留所の前にある茶店で、写真版だの石版だのと、思い思いに意匠をらした温泉場の広告絵を眺めながら、昼食ちゅうじきしたためた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二人は婢にいて二階の六畳の室へ往った。中敷ちゅうじきになった方の障子しょうじが一枚いていた。そこからは愛宕あたごの塔が右斜みぎななめに見えていた。
雨夜続志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)