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中敷
ふりがな文庫
“中敷”の読み方と例文
読み方
割合
ちゅうじき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうじき
(逆引き)
彼は
起
(
た
)
ちあがって
中敷
(
ちゅうじき
)
の障子を体の出られるぐらいに開け、そこからそっと庭へおりて、
裸足
(
はだし
)
のままで冷びえした
赭土
(
あかつち
)
を踏んで往った。
岐阜提灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
二人は婢に
跟
(
つ
)
いて二階の六畳の室へ往った。
中敷
(
ちゅうじき
)
になった方の
障子
(
しょうじ
)
が一枚
開
(
あ
)
いていた。そこからは
愛宕
(
あたご
)
の塔が
右斜
(
みぎななめ
)
に見えていた。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
提燈の落ちたこと白い犬になったこと
中敷
(
ちゅうじき
)
から裸足でおりたこと、裏門を開けたこと丘の上の石のことそれから
壮
(
わか
)
い女のこと、皆順序だって思い出されるが
岐阜提灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
中敷(ちゅうじき)の例文をもっと
(3作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
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