“中屋敷”の読み方と例文
読み方割合
なかやしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど真向いが、石川淡路守いしかわあわじのかみ中屋敷なかやしき、顎十郎は源氏塀げんじべい格子こうし窓の下へ走って行くと、頓狂な声で
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
七つ半過に鳥巣とす中屋敷なかやしきに来て、内山の口上を伝へて、本町ほんまち五丁目の会所くわいしよへ案内した。時田以下の九人は鳥巣とすを先に立てゝ、外に岡村桂蔵と云ふものを連れて本町へ往つた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)