“中風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうぶう28.6%
ちゅうぶ24.5%
ちゅうふう10.2%
ちゆうふう10.2%
ちうふう8.2%
ちゆうぶ8.2%
ちゅうき6.1%
よいよい2.0%
よい/\2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
決してそんな事をさせてはならんと頼んで帰られましたが、その時先生は中風か何かと見えて歩くにもよほど難儀のように見えました。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「巧く仰有るが、実はソロ/\焼が廻って来たんじゃありますまいか? 眩暈がして足がフラ/\するところは中風のようですよ」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
平常から、達者だったおじいさんは、まだ、そんなに年寄りでもなかったのに、とつぜん、中風にかかってにました。
おばあさんとツェッペリン (新字新仮名) / 小川未明(著)
だが、小左衞門はもと武家の出で、少し中風の氣味でも、お春や久治には殺せさうもない。
「八年越しの中風だ、身動きもむつかしからうよ、尤も近頃あの容體に少しに落ちないことはあるが」
げに人中風のわざによりてかく全くゆがむにいたれることもあるべし、されど我未だかゝることをみず、またありとも思ひがたし 一六—一八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「病人だってなにも、中風だの、脚気だの、脱肛だのッて、そんな、ぶざまな病気ばかりがあると限ったものじゃない、中には、きれいな病気だッてあるさ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金もなく身よりもない外国で中風になって生きているのは、どんなに悲惨か貴様にもわかるだろう。余計なことをいう必要はない。友達がいに最後のいやな役をうんといって承知してくれ。
黒い手帳 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
何うせ果は中風だ、はゝゝだが酒が一滴も通らなけりア口の利けねえ徳藏だ、てお前も知ってる通りのことだ、前々勤務をしている時分にも宜しく無いから飲むなてえが、飲まんけりアらん
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)