“ちゆうぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中部44.4%
中風44.4%
忠武11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらのおほくの高山植物こうざんしよくぶついろどられてゐる、いはゆるお花畠はなばたけは、日本につぽんでは本州ほんしゆう中部ちゆうぶ日本につぽんアルプスの諸高山しよこうざんおほく、なかにも白馬山しろうまさんのは有名ゆうめいです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
たゞ白髪しらがを長くして後撫うしろなでにした頭つきと、中風ちゆうぶになつて居たために何時いつも杖を突いて居たその腰つき位が記憶にあるだけですが、お師匠さんの顔ははつきりと覚えて居ます。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
他書には道意を泰道とし、道昌を泰昌とし、常善を昌忠とし、忠与を忠興とし、忠茂を忠武ちゆうぶとしてゐる。此中には道号と名乗なのりとの混同もあり、文字の錯誤もあるであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)