“ちゅうぶ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チュウブ
語句割合
中風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はこの出版の申込みを受けて間もなく中風ちゅうぶに倒れて入院し、年余の横臥生活を送っている。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
おふくろは中風ちゅうぶという病で、立居が自由にならぬ、あとはみんな女ばかりだから、バカにしていたずらのしたいだけをして、日を送った。兄貴は別宅していたから何も知らなんだ。
中風ちゅうぶでお悩みなすってから、動くことも出来なくおなりで、うちは広し、四方は明地あきちで、穴のような処に住んでたもんだから、火事なんぞの心配はないのだけれど、盗賊どろぼうにでも入られたら
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)