“ちゅうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中気77.8%
中風16.7%
注記5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして中気ちゅうき病みのようにわななく手を左のポケットに突込んで、新しい手の切れるような二十円札を一枚、私の前に差し出した。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
中風ちゅうき付きみたような足取りでヨチヨチと元来た道へ歩き出しながらブツブツと口の中でつぶやいた。
問注所は、幕政下の“政所まんどころ”“侍所”とならんでの鎌倉三大官衙かんがの一庁である。——原告と被告との双方へ物問いしてそれを注記ちゅうきする——というのが「問注」の名のおこりらしい。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)