トップ
>
政所
ふりがな文庫
“政所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まんどころ
92.3%
まどころ
3.8%
まん
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんどころ
(逆引き)
その皆の眼は折ふし来合せた
北
(
きた
)
の
政所
(
まんどころ
)
の
面
(
おもて
)
をお気の毒で見るにたえないというように
外
(
そ
)
らしあっていたが、北の政所は、花桶に眼をとめると
日本名婦伝:太閤夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
政所(まんどころ)の例文をもっと
(24作品)
見る
まどころ
(逆引き)
麓の中心にある一敷地を
御仮屋
(
おかいや
)
という。仮屋は東国に数多い
狩宿
(
かりじゅく
)
・
仮宿
(
かりやど
)
と同じで、領主またはその定使が来ては事務を視る処である。古くはこれを
政所
(
まどころ
)
といった。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
政所(まどころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まん
(逆引き)
「やれのう、御苦労なことではある。わしはよいが、
彼妻
(
あれ
)
は名残も惜しかろうに、なぜここへ
政所
(
まん
)
殿は呼んであげなさらぬ」
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
政所(まん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“政所”の意味
《名詞》
政務を取り扱う所。政庁。
平安時代以降、親王家、摂関家、大臣家などの家政を取り扱う所。
荘園で現地の政務を取り扱う所。
鎌倉幕府、室町幕府の政庁。
大寺院の長官。
(出典:Wiktionary)
“政所”の解説
政所(まんどころ)は、
親王、三位以上の公卿に設置を許された家政機関のこと。平安時代に設けられた。
1に由来する鎌倉幕府の職制の一つ。
1、2に由来する室町幕府の職制の一つ。
(出典:Wikipedia)
政
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“政所”で始まる語句
政所令
政所命
検索の候補
大政所
北政所
政所令
政所命
横川政所
足利政所
月輪殿北政所
政治所
御台所政子
“政所”のふりがなが多い著者
長谷川伸
吉川英治
作者不詳
中里介山
林不忘
谷崎潤一郎
柳田国男
和辻哲郎
久生十蘭
岡本かの子