“まんどころ”の漢字の書き方と例文
語句割合
政所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北の政所まんどころより仰せられ、御命ばかりはお助け申し上げようと様々にお骨を折られましたが、如何いかにしてもお赦しが出ず、検使のために福島左衛門大夫、福原右馬助
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
北の政所まんどころとか、淀君よどぎみとかを筆頭として、京極の松の丸殿もそれに並ぶ五妻のうちの一人でした。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
慶長十九年には大阪冬の陣で東西両軍の争奪地となり、夏の陣ですっからかんに焼き払われた。掛値なしの焦土となって徳川氏に直轄され、「佐貝政所まんどころ」なる代官制がかれた。