“淀君”の読み方と例文
読み方割合
よどぎみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天下の大阪の城を傾けた淀君よどぎみというものが、ここから擁し去られて、秀吉の後半生の閨門を支配して、その子孫を血の悲劇でいろどらしめた。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
二十何万石という観覧料を払った代り一等席に淀君よどぎみ御神酒徳利おみきどくりかなんかで納まりかえって見物して居るのであった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これにくらべると、秀頼ひでよりと相抱いて城とともにほろびた淀君よどぎみの方が、人の母としては却って幸いであったかもしれない。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)