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淀君
ふりがな文庫
“淀君”の読み方と例文
読み方
割合
よどぎみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よどぎみ
(逆引き)
天下の大阪の城を傾けた
淀君
(
よどぎみ
)
というものが、ここから擁し去られて、秀吉の後半生の閨門を支配して、その子孫を血の悲劇で
彩
(
いろど
)
らしめた。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
二十何万石という観覧料を払った代り一等席に
淀君
(
よどぎみ
)
と
御神酒徳利
(
おみきどくり
)
かなんかで納まりかえって見物して居るのであった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
これにくらべると、
秀頼
(
ひでより
)
と相抱いて城と
倶
(
とも
)
にほろびた
淀君
(
よどぎみ
)
の方が、人の母としては却って幸いであったかもしれない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
淀君(よどぎみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
淀
漢検準1級
部首:⽔
11画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“淀”で始まる語句
淀
淀川
淀橋
淀屋
淀屋橋
淀見軒
淀井
淀江
淀堤
淀文
“淀君”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
谷崎潤一郎
幸田露伴
林芙美子
岡本かの子
岡本綺堂