注記ちゅうき)” の例文
問注所は、幕政下の“政所まんどころ”“侍所”とならんでの鎌倉三大官衙かんがの一庁である。——原告と被告との双方へ物問いしてそれを注記ちゅうきする——というのが「問注」の名のおこりらしい。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)